discordにGo Liveが実装されてもう随分経ちました。それまで実は同時に複数人の画面共有が出来ていたのですが、Go Liveでは1つの画面共有しか見ることが出来なくなってしまっていました。
Go Liveのメリットとして画面共有している音とマイクの音が分離されるので、旧画面共有のように音量調節が難しいという部分が解消されたのは良い点でしたね。
当サイトでもGoLiveについて取り上げたことがあります。
そして今回、discordに新たな画面共有の機能として「サーバービデオ」が追加されました。
サーバービデオとは?
あくまで使ってみて理解した部分なので、100%あってるのかはわかりませんがサーバービデオの機能はこんな感じです。
- カメラ+Go Live
- 複数同時視聴が可能
- 個別にミュートや音量調整が可能
大きくまとめるとこの3つがサーバービデオの機能です。
カメラ+Go Live
これまでは1つのウィンドウやスクリーンを共有することしか出来ませんでしたが、サーバービデオではカメラと画面共有を同時に行うことが出来るようになりました。
実質サーバーでのビデオ通話機能の追加です。
顔を見せながら作業画面を配信したりとWeb会議などに使いやすくなりましたね。
複数同時視聴が可能
Go Liveでは1つのボイスチャンネル内で複数ユーザーが画面共有を行うことは出来ましたが、見る側は1つしか見れませんでした。新たなサーバービデオでは画面共有を同時に複数視聴することが可能になりました(上限未確認)。
この記事を書いた時は他人の共有を同時に見れてた気がするのですが、現在は自分の共有内容と1人が同時視聴可能になっていました。
ちゃんとスクリーンショットを撮っていればよかったんですけど、他人の共有内容を同時視聴はダメなのかもしれません。
個別にミュートや音量調整が可能
Go Live以前の画面共有では、画面共有の音がマイク音声の1つになって流れるので音量調整などが難しい部分がありました。Go Liveではマイクの音声と画面共有の音声が分離され個別にミュートすることが可能になりました。
そしてサーバービデオでは、複数画面共有出来る上に個別の音量調整などが可能になりました。
ユーザー1:マイク、画面共有
ユーザー2:マイク、画面共有
ユーザー3:マイク、画面共有
例としてユーザー1のマイクをミュートしつつユーザ2、ユーザ3の画面共有の音を小さくなど柔軟な音量調整が可能です。
サーバービデオを使う
現在サーバービデオは5%のサーバーで利用出来るようになっており、1週間程度ですべてのサーバーで利用出来る予定となっています。
お使いのサーバーでサーバービデオが利用出来る場合は「Go Live」と「動画」というボタンが追加されています。

どちらかを押して共有を開始することで画面共有がスタートします。

この画面では左上が通話相手のカメラ(マイク音声含む)に右上が通話相手のブラウザの画面共有となっています。左下は自分のカメラ(マイク音声含む)、右下が自分のdiscordの画面共有です。

指定画面を大きくしたり、それだけを表示させることも可能です。
現在可能なのはPC版だけ?
私の環境ではandroid版、iOS版でも試して見ましたが画面共有を行うことは出来ませんでした。
こちらも後々追加されるのか気になるところです。
テレワークでの会議やオンライン飲みにも
現在テレワークなどが注目されZoomやmeetといった通話サービスが注目されています。それぞれのサービスにいいところはあるのですが、今回discordのサーバービデオ実装で似たようなサービスの中でも頭一つ抜けたサービスになったのではないかと思います。
おそらくこのようなご時世なのでということで開放された機能なのでしょうが、とてもありがたいですね。更にdiscordは無料です。
カメラと画面共有を同時に出来るという部分で個人間やフリーランス、フットワークの軽い企業でのオンライン会議にも活用出来るのではないでしょうか。またゲームを配信しながらや、youtubeを同時に視聴しながらの徐々に流行りつつある「オンライン飲み」にも活用出来たりするのではないかと思います。
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