曲面ディスプレイ時代のスマホの画面保護について考える

コーティング前 ガジェット

皆さんってスマホの画面割れ対策どうされてますか?

私はガラスフィルムが出始めた頃からずっとガラスフィルム派なのですが、最近のスマホって画面の左右が曲面になっている曲面ディスプレイなんですよね。ガラスフィルムだと貼りにくかったり綺麗に貼っても微妙に浮いてズレてしまったりします。

最近P30 Proを購入したのですが、この端末も曲面ディスプレイでいくつかガラスフィルムを試して見たんですけどいい感じの物に出会えませんでした。

曲面ディスプレイ自体は賛否両論ありますが私はいいものだとは思うんですけどね・・・

今回はそんな曲面ディスプレイ時代でのスマホの画面保護について考えたいと思います。

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保護フィルム

ガラケー時代から(もしかしたらもっと前?)からある古の保護方法ですね。ガラケー時代は保護しているってのを見かけなかった気もしますがスマホは画面むき出しなので一気に使われるようになったと思います。

よく見かけるのはPETフィルムとTPUフィルムでTPUの方はここ数年で見かけるようになったって感じでしょうか。素材によっても違いはありますが曲面ディスプレイに対してのメリットで言うなら『ピッタリ貼れる』ではないでしょうか。

ガラスフィルムが出てきて価格が安いというメリットだけが残った保護フィルムですが、曲面ディスプレイのスマホが増えてきて再び需要が出てきたと思います。

ガラスフィルム

今は価格もかなり安くなって大定番のガラスフィルム。Aliexpressなんかで買うと1枚あたり100円~200円程度で買えちゃったりもします。海外版があるスマホなんかだと最初の1枚だけスマホと一緒に買って、割れた時用にAliexpressで確保しておくのが個人的にはおすすめです。

ガラスの手触りも残しつつ保護をして割れたら貼り替えればいいという最高の保険アイテムではないでしょうか。

従来のガラスフィルム

ガラスフィルムって平らな分貼りやすいんですよね。平らなフィルムを平らな画面に貼るだけなんだから当然です。

ただ曲面ディスプレイやガラスの縁が曲面加工されているスマホだと、ディスプレイ全体を覆うというのが難しいみたいです。ズレや浮きが発生するのでホコリが入ったりタッチ感度が悪くなる。浮いてるところから徐々にヒビが入っていくということが起きる場合があります。

それを解決するために画面より少し小さいガラスフィルムというのもあります。これは平らなディスプレイ部分だけを保護することで浮きやズレが発生しません。しかし、保護されていない端の部分はむき出しの状態になってしまうというデメリットがあります。

UVレジン接着のガラスフィルム

従来のガラスフィルムはフィルム部分に接着の糊がついているものと、端の部分に糊がついている物がありました。しかしこれだと曲面ディスプレイでは完全に上手く貼れる位置というのが存在してしまうのでそこに合わせて貼らない限りはキチンと貼れません。

そこで最近登場したのがUVレジンで接着するガラスフィルムです。

このガラスフィルムには接着の糊が最初からついておらず、フィルムを貼り付ける時にディスプレイとフィルムの間にUVレジンを流し込み隙間を無くします。その後紫外線を照射することでUVレジンを硬化させ完全な接着を行います。これだと曲面にも対応出来るので完全な画面保護が行えます。

ドコモがこのフィルムの販売と貼り付けを行っていますが、従来のフィルムと比べると少し高く感じてしまいますね。

AmazonにもGalaxy用はUVレジンで接着するフィルムは売っているみたいです。

【2枚入り】Galaxy S9 Plusガラスフィルム UVライト付き 強化ガラスフィルム 全面吸着 優れたタッチ感度
Ni-SHEN
【機種に适している】Samsung Galaxy S9 Plus その透過率は99%,画像と映像ははっきりして,高い品质の光沢感で再现します。Samsung Galaxy S9 Plusの绝妙な絵柄。

今後ディスプレイのトレンドというのがどうなっていくかわかりませんが、このタイプのガラスフィルムが安くなれば一般的になっていくのではないでしょうか。

コーティング

画面に貼るという保護方法ではなくコーティングをするという保護方法もあります。

ドコモショップで行っているものや全国各地の色んな店でやっているものがあります。ドコモショップでやっているのもドコモが公式にやっているものではなく代理店のサービスとして行っているらしいです。

これは直接ディスプレイにコーティング剤を塗ってディスプレイ自体を強化するといったイメージでしょうか。硬度自体はガラスフィルムによくある9Hなのでどちらが弱いとかはないと思います。

ディスプレイに直接処理を行うので当然剥がすといったことが出来ません。1度コーティング効果が薄れるまでそれっきりで良いですが、例えば傷が付いたり割れてしまってもどうすることも出来ません。

よくスマホを落としたり、かばんの中に入れて傷がついてるという人にはおすすめ出来ない保護方法です。ガラスフィルムは身代わりという意味でも便利ですね。

保護フィルム、ガラスフィルムを貼っていても本体のディスプレイが割れる時は割れます。フィルムが保護していない部分や角から落とせば衝撃で本体まで割れるので、これに関しては修理するしかなくなってしまいます。

デメリットを先に書きましたがそれを踏まえてもコーティングは個人的にありな保護方法だと思います。

まず手触りがよく操作しやすいんですよね。スマホって多分カバーやケースを付けないで使うことを前提に開発されてると思うんですけどやっぱり素の状態って持ちやすいし使いやすく感じます。特にAndroid 10からのジェスチャーナビゲーションの戻るは画面外からスワイプに割り当てられているのですが、ガラスフィルムを貼っていた時なんかとは全然操作感が違います。

そして画面が鮮明なのも良いところです。ガラスフィルムも綺麗なのですが外して見ると全然違うように感じます。

最後にやっぱりフィルムの浮きとかズレを考えなくてもいいというのが嬉しいですね。商品説明に「浮かない」とか書いてあってもやっぱり完全にピッタリの位置で貼って浮くか浮かないかというレベルなので、それを考える必要がなくなると言った点で他の保護方法より楽でした。

コーティングは保護はするものの割れたり傷が入る、入った時のリスクがあるという部分を受け入れられる方に向いている保護方法だと思います。

そうでない場合は保護フィルムやガラスフィルムの方が良いでしょう。

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実際にコーティングしてみた

ということでコーティングも試した上でメリットデメリットを書いてみたのですが、実際にP30 Proをコーティングしてもらった感想を書きます。

私がコーティングを行ったのはコーティングスミス堺東駅前店さんです。私が行った時はまだスマホコーティングマイスターさんのFC店だった記憶があります。

値段は片面3000円で所要時間は15分くらいでした。注意点としてコーティング直後は4Hの硬度でそこから1ヶ月かけて9Hに硬度になるそうです。コーティング直後は少しだけ気をつけて使わないといけませんね。

どういうことをすると傷がつくか、どういった傷に強いかなどの説明もしてもらえました。小さな傷とかだと上から再コーティングすれば隠せる?埋めてしまえるみたいです。

どれくらい違うんだろうと思って写真は撮っていたのですが、自分で見比べるようだったのでホコリとかも入っていますし雑。

コーティング前がこちら

コーティング前

コーティング後はこちら

コーティング後

正直違いがわからない・・・

実際にコーティングしてもらった時も、これコーティングされてます?って聞いてしまったのでそれくらい素の状態に近いと考えていいと思います。

コーティングから1ヶ月半ほど経ちますが、致命的な落とし方や傷が付くような使い方はしていないので画面は今の所無傷です。またしばらく経ってから傷が付いてるかは追記したいですね。

さいごに

いくつかの方法でスマートフォンの画面を保護出来ますがどれもメリットデメリットがあります。更に曲面ディスプレイではそれに合った保護を選ぶ方が結果的にしっかりと保護出来ます。

私は今回コーティングを選びましたが自分、スマホに合わせた画面保護を選ぶのが良いと思います。

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