最近ではスマートウォッチもかなり普及して一般的になってきました。街中でも付けている方をよく見かけますね。お金持ちの方々が腕時計マウントから逃れるためにスマートウォッチを買うなんてこともあるとかないとか。
私はこれまでにWear OS(旧android wear)のスマートウォッチを2つ使用してきた感じのスマートウォッチユーザーです。
1番普及しているスマートウォッチと言うとapple watchというイメージを持ちますが、今回レビューするのはZeppが発売するZeep Eというスマートウォッチです。今回Zepp Japan様よりご提供頂きましたので、Wear OSユーザーの視点としてレビューしていきたいと思います。
Zeep Eのスペックなどをチェック
ではまず、公式サイトでスペックなどをチェックしていきましょう。
選択肢の多さ

ディスプレイの形が円形、四角の2種類がありそれぞれで共通のバンド含め11モデル存在します。
ディスプレイの形の違いによって重さやサイズ、解像度など一部に違いはありますが基本的なスペックとしてはほぼ同じと考えても良いでしょう。
円形ディスプレイ | 四角形ディスプレイ |
ポラール ナイト ブラック: 革バンド | ポラール ナイト ブラック: 革バンド |
ムーン グレイ: 革バンド | ムーン グレイ: 革バンド |
シャンペン ゴールド特別エディション | ディープ シー ブルー: 革バンド |
オニキス ブラック: フッ素ゴム バンド | メタリック ブラック特別エディション |
アイス ブルー: フッ素ゴム バンド | オニキス ブラック: フッ素ゴム バンド |
ペブル グレイ: フッ素ゴム バンド |
バッテリー持ちは標準7日間
バッテリー容量は188mAh
「標準的なシナリオでのバッテリー持続時間」が7日間、「基本ウォッチモードでのバッテリー持続時間」が15日となっています。
バッテリー容量的には他社上位モデルのスマートウォッチと比べると少なめには見えますが、バッテリー持ち自体は1週間持つとのことでいい感じではないでしょうか。
Wear OSユーザーからすると丸2日使えるだけでも嬉しかったり。
耐水等級は5ATM
ATMって単位は時計の耐水等級なのですが、ガジェットとかだとあまり聞き覚えがないですよね。
調べてみた感じ結構情報元によって差はあるのですが、生活防水はOKな感じです。
英語版wikipediaのWater_Resistant_markのページには「日常の使用、シャワー、入浴、浅瀬での水泳、シュノーケリング、水関連の仕事、釣りに適しています。スプラッシュ/雨に強い。」とあるのでダイビングとか海とか温水とかじゃ無い限り大丈夫だろうと思って使っています。
バンドの幅は20mm幅
バンド幅は20mm幅となっており、手で簡単に取りはずしが出来る所謂イージークリックのものとなっています。
追加で公式のスポーツバンドを購入したり、市販の20mmのイージークリックバンドを購入することで使い方やシーン、気分に合わせたバンドに変えることが可能です。
水に濡れる環境で使用する場合は当然革バンドは駄目な点には注意です。あくまで本体部分が防水ってだけ。
価格は税込39,800円
現在オンラインで購入出来るのは 日本代理店 楽天 ヤフーショッピング の3サイトです。
どのサイトも税込39,800円ですね。日本で売ってるスマートウォッチの中ではちょい強気の価格設定といったところでしょうか。
外観・開封レビュー
では早速開封して外観などをチェックしていきましょう。
外箱と中箱


本体外観


付属品

付属品は説明書、長さ違いの交換用バンド、充電器です。

充電器はUSB-Aと独自コネクタです。
接続とアプリ
接続はBluetoothで行いますが、アプリ経由でセッティングを行いました(androidの場合)
時計の画面にQRコードが表示されるので、こちらをZeepアプリから読み込むことでペアリングが完了します。
このZeepアプリはスマートウォッチの管理や体重計での体重管理、時計からのアクティビティを管理する統合アプリのようです。
こちらのアプリはGoogle FItとのデータ連携が可能でした。
実際に使ってみる
文字盤
文字盤は追加でダウンロード出来るものを含めて確認時点で56種類かな?デフォルトで入ってる分が数に入ってるのかがちょっと確認しきれなかったので56種類前後で、表示項目などいくつか変更可能な部分があります。

この辺に関してはWear OSが仕組み上強いですね。ストアに無限にウォッチフェイスがあるし、自分でかなりカスタマイズ可能ですし。
Zepp Eの文字盤についてはデフォルトのやつがかなりしっくり来てるので個人的にはこれが1番好みです。
睡眠
睡眠トラッキングについてはこんな感じです。設定しておくと自動で睡眠をトラッキングしてくれるので時計付けたまま寝るのに抵抗がなければとても便利です。
同日の別アプリで測定した睡眠トラッキングはこんな感じです。

こちらは手動での測定開始なので、Zeppアプリ側は睡眠開始の検知結構しっかりしてそうな。
ウォーキング(ワークアウトのトラッキング)
運動のトラッキングとして本当は走りたかったのですが、諸々の事情により今回はウォーキングでの測定です。
睡眠と違いこちらのトラッキングは手動での種別の選択と開始が必要です。スマホのアプリ側で歩数などは測定してるみたいですが。詳細な記録を見るにはウォーキングの開始を押した方が良さそう。
測定後は時計側でこんな情報が確認出来ます。
消費カロリーはアプリ側から見れたのですが、このウォーキング単体のデータは時計側か連動させたGoogle Fitからアクティビティとしてしか確認出来ないようです。Zeppアプリで見れると便利だったかなぁとは。
機能は十分揃っている
スマートウォッチ的によく使いそうな機能はこんなところでしょうか。
Wear OSと違ってアプリの追加での機能拡張というのはありませんが、全然気になりませんでした。
実際スマートウォッチってインターネットブラウザを使えるようにしてもあんまり意味ないですしね。しっかり時計というデバイスに何が必要かという部分の範囲で必要な物が揃っているという印象です。
バッテリー持ちについて
レビューのための試用期間を2週間~3週間取りますとさせてもらっていたんですけど、このZepp E思ってた以上にバッテリー持つんですよね。
今までがWear OSのスマートウォッチで1日ちょい持てば良い方だったという部分もあるのですが、1日付けっぱなしで5%~10%、アクティビティのトラッキングを行ってもうちょい減るかなといった感じなので、バッテリー持ちに関しては後々追記できればと思っています。
充電に関しては0%で電源が切れた状態から1時間11分で100%になりました。
1週間に1回とか旅行に行く前に充電したら余裕でバッテリー持つというのはかなり嬉しく感じました。ここらへんは独自OSの強みでもあるのかなと思います。
バンドについて
今回ご提供頂いたのは革バンドですが、前から使っていたシリコンバンドの20mm版を購入して基本的にはこちらで使っています。

睡眠トラッキングなど1日中付けっぱなしという前提のスマートウォッチですが、昨今のウイルス事情的にやはり丸洗い出来た方が良いですしね・・・
運動での汗などにも強いので普段はシリコンバンド、出かけるときは革バンドという使い分けが個人的にはしっくりきました。
バンドの付け替えも30秒程度で終わりますのでこういう使いかたもあります。
本当は革バンドとか金属バンドの方が好きなんですけどね・・・
さいごに
半月の使用を踏まえてレビューしてみましたが、なかなかいいじゃんZepp Eというのが感想です。結局のところスマートウォッチって時間の確認、トラッキング、通知のタイトルの確認が用途の99%ですしね。
電池持ち、センサー、防水は十分に足りているので、後はデザインが好きかどうかって部分だと思います。
特にバッテリー持ちなんかはWear OSユーザーからすると「毎日充電しなくていいのか!?」とか「泊りがけで出かける時にに充電器持っていかなくていいのか!?」って感想は絶対感じると思います。
価格については上の方でも書きましたが39,800円はちょっと強気かなとは思いました。特に海外の販売価格が250ドルみたいなので、流通の都合上とか様々な理由はあるんだろうけどもうちょい日本での価格も安かったらなぁって部分はあります。
この価格帯で勝負する相手が相手だけに・・・
後々更に使ってみての感想を追記したり、余裕があれば動画レビューも行ってみたいなと思っておりますのでよければまた見てみたりして頂けますと幸いです。
リンクなど
Zeepの日本語公式サイトはこちら
ご購入は↓↓↓
コメント